&MEDICAL/&メディカルとは

VOL.11 アクセサリーデザイナー 月木涼子さん

column , クリエイターの健康プロファイル

同じものは作らず、すべて異なるデザインを楽しむ

プロフィール
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。生地メーカーに就職後、2018年に独立。アクセサリーブランド「kitsuki」を立ち上げ、生地やビーズを使ったやさしい風合いが特徴の透明感のあるアクセサリーを手掛ける。
インスタグラム https://www.instagram.com/_ki_tsuki_/

民族的な柄の生地を、日常に溶け込む上品なアクセサリーに仕立て上げる月木さん。1カ月に約50点ものアクセサリーを制作し、作業中は前かがみ姿勢が多いので「首コリ」が一番の悩みだそう。そんな月木さんに<soft stone neck>のこと仕事のことについて、お話をうかがいました。

アクセサリーと生地との出会い

私は、バングルやイヤリング、ピアスなどのアクセサリーを制作しています。始めたのは2018年の9月からなので、今2年目くらいですかね。お店に置いていただいたり、展示会を開いてそこで販売したり。私1人でやっているので、自分で作って自分で販売もしています。もともと手芸が趣味で、よくアクセサリーを作ってたんです。その頃はまだ自分で使うために作ってたんですけど。
大学の時にグラフィックを学んだ後、テキスタイル学科に進んで、生地屋さんの会社に就職したんです。そこで、いろんな生地と出会って、生地を使ったアクセサリーを自分でも作りたいなと思って、独立して「kitsuki」というブランドを作りました。

民族的なデザインのクバ布を、透明感のある柔らかいイメージへ

これは「クバ布」っていう、アフリカのアンティークの生地なんですけど。これをそのまま民族的なデザインにするんじゃなくて、もうちょっと柔らかい感じで、少し透明感のある民族衣装のイメージで作っています。この布は衣装として着ることもあるみたいなんですけど、敷物に使われてて。見た目は完全にタワシみたいな感じ! 私が裏張りしてるんですけど、本当はこんな感じ。

もともとこの生地が好きだったんですよね。それで、このクバ布でアクセサリーを作っている人がいなかったので、作ってみたらおもしろいかなと思って。
この生地、日本で買うと高いんですけど、以前にフランスに行った時にアフリカの方が直接売ってたんです。
私自身はいろいろな生地に興味があるんですが、世界観がバラバラになっちゃうかなと思って。しばらくは1つの素材に絞ってやってみようって思っています。
これは表にシルクのオーガンジーの生地を貼っていて。これも、あまり民族的になりすぎないように、普段の洋服にも合うようにデザインしました。
ピアスの他に、ヘアゴムや針ケースとかも作ってますが、メインはやっぱりバングルとイヤリング、ピアスですね。ものによって密度が変わってくるので、細くて何もないシンプルなバングルや刺繍がたくさんしてあって太いものもあります。

同じものは作らず、すべて異なるデザインを楽しむ

デザインする上でのこだわりとしては、ひとつひとつ全部違うデザインにして、同じものはあまり作らないようにしています。使っている材料は一緒でも、生地を取る場所によって柄も変わるし、手で刺繍しているから全部違ってくるんですけど。その中でもアンティークビーズや古い生地をちょっと合わせてみたり、異素材を使ったりして。ガサガサしているものにキラキラ光るものとか、違うテイストのものを組み合わせて、他にはあまりないようなデザインを目指しています。

お客様と直接、顔を合わせて声を聞ける醍醐味

展示会が1カ月半に1回くらいあって、そのために大体60点くらい作ります。小さいものも含めてですけど。あとはインスタグラムでも販売していて、それが月10~15件くらい。なので、1カ月50点くらいは作ってますね。忙しいようにみえるかもしれないですけど、暇にしようと思えば暇にできるので。なので締め切り前になると、まとめてバ~ッと作ったり。先に表に刺繍をしておいて、革から縫いつける時にまとめて同時並行でやったりとか。

最近はインスタグラム経由で、お店や展示会からお声掛けしてもらう機会も増えました。
とはいえ、コロナの影響があって4月5月は展示会も中止になっちゃいましたが。最近は展示会の開催はしているんですけど、私が直接行くのではなく、お店の方が販売してくださっていて。なんかお店の方やお客様と顔を合わせないまま展示会が終わっちゃうので、あまり実感がなくて寂しいんですけどね。やっぱりお客様に「このイヤリングがいい」とか直接聞ける方がいいですし。使い方とかを教えながら会ってお話したほうが、長く使ってもらえるのかな、と思います。

直接お客様から「すごい気に入っています」と言っていただけるとか。自分で作って自分で売って、直接声まで聞けるというのは今までなかったので醍醐味ですよね。その分責任は感じますが。でも、また次も来てくれたり、お客様と知り合いになっていく感じはとても嬉しいんです。

週1~2回のプールで、ゆるストレッチ

刺繍とか細かい作業が多いので、やっぱり肩や首、腰なんかがツラくて。椅子を変えてみたり、めっちゃ良いクッションを買ってみたり。たまにストレッチもしています。 あと週に1~2回プールに行ったり。そうじゃないと肩こりがひどくて・・・。 ヨガにも行ったんですが、同じ時間で1時間とかが面倒くさくなってきちゃって。コロナであまり密閉空間にいるのも気になるし。今は近所に市民プールがあるので、そこに通って、本格的に泳ぐわけじゃなくて、バタ足とか歩いたりしてストレッチみたいな感じで、一人で勝手にやっています。

一番の悩みは首コリ。空間になじむマッサージ器がいい

<soft stone neck>は、寝室に置いています。これってマッサージ機能を使わないで、寝るだけでもストレッチ効果があるんですもんね。 今は寝る前に一日の疲れを取ろうと思って、寝室に置いてマッサージしています。仕事中はずっと前かがみで作業しているので、一番の悩みは首コリなんですよね。腰も疲れるんですけど。けっこう首が凝ってて、そのコリがほぐれている感じがよかったです。 私にとっては初めてのマッサージ器なんですけど、そんなにマッサージ器っぽくないので、部屋に置いておいても大丈夫なのがいいですよね。マッサージ器ってけっこう大きいじゃないですか? だから家に置くのは微妙だなと思ってたんですが、北欧のデザインでシンプルなのがいいなって。あと、このカバー生地の杢グレーも、色が自然なので、空間になじむ感じで使いやすいと思いました。

手作りのものを1個身に着けるだけで、すごくわくわくする!

私自身、人の手で作られたものが好きなので、それで一人で生活できたらいいなと思ってこの仕事を始めたんです。今って、すごい安いものがいっぱいあるけど、手作業のものを1個身に着けるだけで、気持ちがすごくわくわくするので、手作りのものって良いですよって伝えたいですね。気分も上がるし、展示会に行ったら作家さんやいろんな人とも会えるので、それも楽しい。出かけるのって楽しいなって思ってもらえたら嬉しいです。私もそれが好きでこの仕事をやっているので。 今後は全国のいろんな場所に行ってみたいですね。今はまだそんなにいろんな所には行ってなくて、ほぼ同じ場所に行っているので。全国のいろんなお店で展示会をやって、おいしいものも食べたい。私、福岡出身なので、福岡と北海道に行きたいです。

vol.11 月木涼子さんのインタビューいかがでしたでしょうか。この企画は、取材させていただいたクリエイターさんのご紹介で次回の取材先が決まります。 さて、vol.12は、どんなクリエイターさんが登場するのでしょう!ご期待ください。

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