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老化現象は肩甲骨から

column , からだの教室

老化現象は肩甲骨から

いつも背中が丸まっている。背中をそらすことが難しい。
そんな方はいらっしゃいませんか?
それは老化の始まりです。老化が始まると、首を寝違えたり背中に痛みを感じたりといろいろな症状があらわれます。

目次
1.まずは姿勢から
2.無理なく美姿勢を保つ秘訣は「肩甲骨のリセット」
3.毎日のリセットは肩甲骨から

1.まずは姿勢から

ふだん自分の姿勢を客観的に見ることはないかもしれませんが、一度携帯の動画で自分の日常生活を撮影してみてください。思っている以上に、同じ姿勢を続けていたり、あごが前に出ていたり、背中が丸まっていたり、下腹が出ていたりと、突っ込みどころがたくさん出てきます。
姿勢こそが、不調を起こす大きな入口なのです。姿勢が悪い人の不調は、肩こり、首こり、腰痛、冷え、便秘、呼吸が浅い、関節痛、筋肉のハリ、疲れやすい、だるい、集中力がないなど様々です。カラダの不調はメンタルにも影響を及ぼすことがあるので、カラダにも心にも負担のかからない理想的な姿勢を手に入れましょう。美しい姿勢はS字カーブが描かれます。伸ばしすぎても湾曲しすぎても正しくありません。

2.無理なく美姿勢を保つ秘訣は「肩甲骨のリセット」

上半身の要である肩甲骨は、姿勢の悪さから、硬くなったり可動域が狭くなったり、肩甲骨と関連した筋肉にも影響を及ぼすなど、様々なデメリットを引き起こします。首がこる人、腰が痛い人、背中のハリが気になる人は、肩甲骨を意識してみてください。
肩甲骨は、肋骨に繋がらず鎖骨にぶら下がる骨です。肩甲骨が正しい位置にないということは、筋肉も正しい動きをできないということです。肩甲骨と筋肉を正しい場所に戻し、本来の力を発揮させることで、カラダは大きく変化します。見た目にも、首が長くなったり、バストが上向きになったり、下腹が凹んだりと女性にも嬉しいメリットがたくさん。
リセットの手順は、①温める ②ほぐす ③伸ばす です。毎日10分でもいいので、1日の間違ったカラダの記憶をリセットしてあげましょう。不調の改善効果を実感できるはずです。

3.毎日のリセットは肩甲骨から

まず、「温める」。これはお風呂が一番簡単です。湯船に浸かることで、全身を温めることができます。軽い症状の人は、毎日湯船に浸かるだけでもケアできます。一日の終わりにカラダを温めて、筋肉を緩めていきましょう。緊張すると筋肉がこわばってしまうので、リラックスすることがとても重要です。無理のない範囲で深い呼吸も行ないましょう。
また、筋肉は水分をとても必要としています。日中に水分を充分に取らないと、夜中に足がつってしまう経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。しっかりと水分補給をしましょう。

さあ、お風呂から上がったら、「ほぐす」と「伸ばす」を行なっていきましょう。もしご家族と同居されていたらぜひやっていただきたいのが、「押し伸ばし」と「さすり」です。
うつぶせに寝転び、背中をまるでうどんの生地を綿棒で伸ばすように、両手で押し伸ばしていきます。そして、肩甲骨まわりなど気になる部分を、さすっていきます。手の熱によっても温まりますし、無理なく伸ばしていくことができます。ゆっくりと緊張しないような強さで、一定のリズムで行ないます。
さすられる側は、手の感覚を感じながら呼吸を意識しリラックスします。筋膜の歪み・癒着をとっていくことで、肩甲骨も筋肉も柔らかくなっていきます。

余裕のある人はストレッチも行ないましょう。
・肩を上下させて準備
姿勢を正して行ないましょう。カラダが温まります。

・固まった肩甲骨をほぐす
手を後ろで組んで腕を伸ばします。息を吸いながら顔を上に向け、同時に組んだ手を引き寄せます。左右の肩甲骨の真ん中にシワが寄るように意識しましょう。息を吐きながら元の姿勢に戻します。
肩甲骨が硬い人は、後ろで手を組むのが精一杯ということも。無理をせずに、できる範囲で続けていきましょう。ある時、動かせる範囲が少しでも広がるのを実感できると思います。

・背中を伸ばす
今度は前で手を組んで、肩甲骨を広げていきます。背中がぐ~っと開くのを意識して行ないます。気持ちいいと思う程度で大丈夫です。毎日続けていきましょう。

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