&MEDICAL/&メディカルとは

vol.8 フリーライター・エディター 宇治田エリさん

column , クリエイターの健康プロファイル

心身ともに解放される 「寝て使う」というデザイン

プロフィール

美術大学でビジュアル・コミュニケーション・デザインを学ぶ。大学職員、グラフィックデザイナーを経て、ライターに転向。現在は、アートとデザインを専門にさまざまなWebメディアで執筆するほか、展覧会の企画なども行う。

アートやデザインの分野を中心に執筆活動をしている、フリーライターの宇治田エリさん。ライターになってパソコンの前に座り続けることが増え、背中に痛みを感じたことで身体に意識を向けるようになったそう。ケアをするために<soft stone back>を使い始めて約2ヶ月半。どのような変化があったのでしょうか? 健康づくりやお仕事について、お話をうかがいました。

ライフスタイルの変化で、身体を意識するように

フリーライターになって2年半ほど。以前は大学で助手をしながら、フリーのグラフィックデザイナーというダブルワークでした。ライターになったのは、商品のデザインをするより、商品を世の中に送り出すアプローチを考えて企画をしたり、プレゼンテーションの資料をつくるほうが私は好きだと気づいたから。企画書の精度を上げるために、ライターの講座に通ったことがあったのですが、講座に通い始めてすぐに「やりたいことはこれ!ライターになる!」と決めました。

ライターの活動は、アートとデザインが専門分野。でもクリエイティブなことは、そのひとの衣食住の観点がモノづくりにも現れると思っているので、執筆はライフスタイル全体まで広がります。

ライターになって、生活はガラリと変化しました。大学で働いていた頃は、4階くらいなら階段で上り下りしたりと、無意識に体を動かしていたんですよね。それが、急にパソコンの前にじっと座るようになって。集中しちゃうと14時間ぶっ続けとかあって……。あっという間に背中がバキバキに(笑)。猫背になってしまって、とにかく背中が痛くて痛くて。仕事に支障がでるほどでした。そこで、これではいけないと、健康に気を使うようになったんです。

パソコンに角度をつけることで手が疲れないとか、肩甲骨を動かすことで肩が楽になるとかいろいろ研究しました。去年の1月頃からは、ジムにも通い始めました。呼吸が浅くなっていると感じたら「ヨガ」、体幹を整えたいときは「ピラティス」、体力をつけたいと思ったら「キックボクシング」など、使い分けています。家でもケアしようと思って、筋膜リリースをするグッズを買ってみたのですが、痛すぎてあまり使えていません(笑)。

 

身体の状態を知るバロメーターとしての役割も

寝て使う<soft stone neck>は、これまでの「マッサージ機は椅子に座って」という一般的なイメージからかけ離れていて、斬新!と思いました。自重でマッサージするのが好きなので、寝てマッサージできるのは個人的にとても好み。寝てみると、肩甲骨まわりの固まった筋肉を剥がしてくれるような感覚があって、ごりごりと程よく気持ちがいいんですよね。痛みは全くありません。以前は、マッサージは痛い方が効いている気がすると思っていたのですが、最近は違うなと思っています。痛いとその後に辛さがやってくることが多いです。

<soft stone back>で一番気に入ったのは、ヒートモード。私はとても冷え性なので嬉しい機能でした。8月くらいから使い始めたのですが、夏でもヒートモードで使用していました。また、持ち運びもラクでどこでも気軽に使用できるので、思い立ったら使えるのもいいですね。さっと小脇に抱えて、家中を移動します。いつやるとかは特に決めてはいないんですが、15分という時間が<soft stone back>が我が家に来た頃から始めた瞑想をするのにちょうどよいので、瞑想タイムに施術することが多いですね。おかげで、痛みを感じてからではなく、日頃からケアができるようになった気がします。

また、動かさなくても気持ちがいいので、寝転がるだけのこともあるんです。<soft stone back>の上に乗ると、背中のコリや、姿勢の歪みや、肩が前にいっていることにも気づかせてくれる、バロメーターとしての役割も。 健康グッズはいくつか使ってみたことがありましたが、マシーン系は初めてでした。これまで手が出なかった理由は、大きさやデザイン。生活に取り入れるほど、気に入ったものがなかったのです。<soft stone back>のデザインは、ミニマルで生活のなかに馴染むところがいいと思います。私は庭が好きなのですが、庭の石っぽくていいなと。首用の<soft stone neck>と2つ並べると、もっと庭の石感が出るかもですね(笑)。

生活を楽しくするアートの魅力を伝えていきたい

現在は「CINRA.NET」(https://www.cinra.net/)や「Girls Artalk」(http://girlsartalk.com/)、「Hanako.tokyo」(https://hanako.tokyo/ )など、WEBメディアに寄稿することが多いですね。「ZOOM LIFE」 (https://zoomlife.tokyo/)では企画出しから参加させていただいています。

ZOOM LIFEでは<soft stone back>の紹介記事も書いていただきました!

https://zoomlife.tokyo/minimal/82

今ちょうど手がけているのは、11/25から12/25まで東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)で開催される「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」(https://vcds.design/#page-0)という展覧会の仕事。コピー全般を担当しています。今後も、もう少しアート関係の仕事に関わっていきたいなと思っています。

この展覧会は、私の出身でもある「武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科」の2002年以降の教育成果を公開するもの。新しいカリキュラムができて17年になるのですが、卒業制作展で優秀賞に輝いた作品150点を紹介します。

よい作品やアーティストを世の中に紹介するのはとても楽しくやりがいを感じます。でも実は、もともとアートの面白さがあまりわからなかったんですよ。感動とかもしなくて、一体何がいいのだろうか、と(笑)。でも大学院で研究していくうちに、面白さにだんだんと気がついてきました。受け手としての経験を積むと、アートはどんどん面白くなるんです。仕事を通して、この面白さを、誰かに伝えたいと思っています。

日本人はアートに触れる時、自分の感覚を信用していない人が多いのですが、実はでもそうでもないはずなんです。展覧会にはたくさん足を運んでいるのに、なぜかいい作品かどうか見極める自信がない。でも、器が好きな人は多いじゃないですか。工芸とかも好きで。家具などの使えるものは、自信をもって選んで買えるのに、アートに関してはまったく自信がないんですよ。まずは、日用品で好きなものを選ぶ感覚で、部屋の中にあれば気分がいいものを取り入れてみたらいいと思うんです。

素晴らしいアーティストはたくさんいるのに、食べていけない現状も目の当たりにしているなかで、アートを買うというライフスタイルを提案し、日本のアート業界の底上げもできたら嬉しいですね。アートやデザインを専門分野にしながらも、衣食住すべて広く扱うスタイルのライターというアプローチは、そういう意味でも間違いではないのでは、と思っています。

vol.8の宇治田エリさんのインタビューいかがでしたでしょうか。この企画は、取材させていただいたクリエイターさんのご紹介で次回の取材先が決まります。 さて、vol.9は、どんなクリエイターさんが登場するのでしょう!ご期待ください。

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