&MEDICAL/&メディカルとは

VOL.6 sneeuwデザイナー・雪浦聖子さん

column , クリエイターの健康プロファイル

体も心も整えてくれる ちいさな相棒

プロフィール

1978生まれ東京大学工学部卒業後、住宅設備メーカーに勤務。 その後、ESMOD JAPONで服飾デザインとパターンを学ぶ。卒業後、YEAH RIGHT!!にてアシスタントを経験。 2009年にsneeuwを立ち上げる。 http://www.sneeuw.jp/

グラフィカルな一枚の布から、軽やかな印象の洋服をつくるデザイナーの雪浦聖子さん。ブランド名の「sneeuw(スニュウ)」は、名前から一文字とり、オランダ語で「雪」を意味するそう。体が資本の仕事柄、日頃から健康を意識した生活を続けている雪浦さんの生活に、<soft stone neck>が仲間入りして約1ヶ月半。デザイナーならではの視点で、<soft stone neck>についてのお話をうかがいました。

体のメンテナンスは心も整えてくれる

私は日頃から積極的に体を動かすほうです。そのきっかけはダイエットを意識してとかだったと思うのですが、だんだんとメンテナンスとして日常に取り入れるようになりました。現在は、定期的に鍼灸の施術を受けたり、スポーツクラブに通ってヨガや水泳をしています。家でも背筋を鍛えるような筋トレやストレッチを欠かしません。朝ドラが好きなのですが、朝起きてテレビを見ながら行うのが日課。もう20年くらいは続いていますね。15分という短い時間なので、無理なくマイペースでできるのがいいのかなと思います。もともとは運動は得意ではないんですが、自分のための運動なら続けられるんですよね。体はもちろんですが、精神的にも気持ちがいいですよ。

私の仕事は洋服をつくることです。自分のブランドを立ち上げてから丸10年。会社辞めてから3年ほど洋服の勉強をし、そのあと約1年、洋服のブランドで経験を積ませていただいた後に独立しました。デザインだけでなく、大きな紙を広げてパターンを起こしたりもするので、腰を痛めないようにと机を高めに設計し、あまり屈まずに作業できるようになどの工夫をしています。それでもパソコン作業が多くなると、気をつけていても肩周りがつらくなってしまうことも。激しく痛くなる前に運動や鍼灸などでメンテナンスをするようにしているので、それほど辛くなることはないのですが。

健康器具は、手を使ってごろごろ動かすようなハンディータイプの道具を使用したことはあったのですが、本格的な電化製品は初めて。なんだか贅沢な気がして(笑)。これまでは一度も購入しようと思ったことはなかったのですが、それは大きさやデザイン的にも惹かれなかったからかもしれません。<soft stone neck>が届いたときは、コンパクトでシンプルなデザインがいいなと思いました。実際使ってみると、こんなに小さいのにとてもパワフル! とても気持ちがよかったです。最近は夜にお風呂に入って体が温まった後、寝る前にリビングのラグの上で施術しています。今日は疲れたなぁ、と思うタイミングで使うことが多いですね。だいたい週2回くらい。まだ使い始めて1ヶ月半なのですが、今まで自分の体力やストレッチなどでどうにかしようとしていたことが、横になるだけで<soft stone neck>が楽にしてくれるので、気持ちの余裕もできました。誰かにお願いするのは気をつかってしまいますが、遠慮なく施術してもらえるのもいいですね。とても贅沢な気分。仕事を終えて帰宅すると、暗い部屋の中で充電中の<soft stone neck>のスタートボタンがチカチカと光って見えるのですが、私のためにスタンバイしてくれているようで、ちょっと嬉しいです(笑)。

細部にこだわり、主張しない存在感

マッサージ器具は、女性向けだとピンクとかポップな色合いのものが多いなか、<soft stone neck>はシックなデザインがいいですね。もちろんポップな色がいいものもあると思うのですが、<soft stone neck>は安っぽくない質感と、リビングに置いておいてもマッサージ器具とは分からない外観が、日常に馴染む存在としていいなと思うんです。グレーという色は単体でも素敵ですが、どんな色とも馴染みがいいんです。黒は強すぎますし、白もある意味強い色。グレーは洋服のコーディネートとしても、インテリアにも主張することがないので取り入れやすい色なんです。私も好んでブランドの洋服にも使いますし、自分の服を選ぶ時にも多い色で、好きな色のひとつです。

また、布の自然な質感もいいなと思いました。糸の色も単調なグレーではなく杢調なので奥行きがあって。仕様でいうと、筒状に編む「ホールガーメント」という製法で編まれた生地をつかっているのもすごいなと。技術的にも高度ですし、縫い目もなくこの本体の形に合わせて立体で成形しているので美しい仕上がりになるんです。シンプルですから一見単純に見えるのですが、とてもこだわってつくられていますね。

<soft stone neck>のように、見えないところにこだわっているものに惹かれるんです。私も意識してつくっていますが、洋服屋さんに行くと布の端の始末が気になって、ついつい裏返しちゃいますね(笑)。

これから10年先も、丁寧にアイデアを形にしていきたい

洋服のデザインは、洋服以外のところからインスピレーションを受けることが多いです。映画やアート、プロダクトを見たときの刺激や、うきうきした気持ちとかを自分のものづくりに反映させています。そのイメージや考えなどが見える形になるのが、ものづくりの魅力。移動中などに浮かんだアイデアはメモにためていくのですが、それをパターンにし、工場にお願いして実物が思い通りに上がってきたときがいちばん楽しいですね。逆に、違うなと思うこともありますし、思ったよりもいい!ということも。自分がコントロールできないところで、いいものができるのも面白いなと思います。

洋服以外にも友人と共同でプロダクトデザインもしています。無理がないように活動しているので、今はまだひとつしかないのですが。最初に作ったのは、木とガラスの2つの素材で作ったスタッキングできるコップです。

 

 

木のほうは北陸の漆をつくっている工場にお願いし、ガラスのほうは試験管などの実験器具を製造している工場で、ひとつひとつ吹きガラスで作ってもらいました。同じものを違う場所でつくり、ピタッとスタッキングできるように仕上げるのはなかなか大変でしたね。今後も自分たちのペースでのんびりと続けられたらいいなと思っています。

洋服のほうは、毎年2回春夏・秋冬と発表してきて、今後もそのペースで続けていくと思います。布作りからはじめてデザインにするまで半年たっぷりかけて仕上げてきます。10年続けてきて、今はつくるのに精一杯なので、お店はもっていないのですが、いつかやりたくなる日がくるかもしれないな、くらいの感じではいます。

10年振り返ると、好きなものをかたちにするという軸のようなものは変わらないなと感じています。シーズン毎につくるものも、私的にはガラッと変わった気がしても、やはりどこか私らしいベースのようなものがあるようです。今後も、洋服に限らずプロダクトも含め、私らしく新しいことに挑戦していきたいなと思っています。

vol.6の雪浦聖子さんのインタビューいかがでしたでしょうか。この企画は、取材させていただいたクリエイターさんのご紹介で次回の取材先が決まります。 さて、vol.7は、どんなクリエイターさんが登場するのでしょう!ご期待ください。

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